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巨峰の故郷は伊豆!「伊豆の巨峰クラフトサワー」本日より発売!
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オリジナル酒 第2弾「伊豆の巨峰クラフトサワー」の誕生!
いよいよ「伊豆の巨峰クラフトサワー」が発売を迎えました!
今年企画したオリジナル酒の第2弾となります。
今年9月初めに我が家の畑で収穫した完熟の「巨峰」を、富士宮市のクラフトビールメーカー「フジヤマハンターズビール」に持ち込んで醸造がスタートしました。
↓詳しい経緯はコチラの記事をどうぞ!
そこから個人的に休日はライフワークのように醸造所に毎週のように通い詰めて醸造の発酵や様々な作業を見守らせていただきました。それがお邪魔になっていたとしたらスミマセン!(笑)
以下はその時のツイートです。時系列で分かりやすい投稿をチョイスしましたのでよかったらご覧ください。
只今、絶賛醸造中の我が家の巨峰を使用したオリジナル酒 #伊豆の巨峰クラフトサワー は、現在、富士宮市の #フジヤマハンターズビール で元気に発酵中です。醸造所の一番奥のタンクで酵母が元気に活動。その証拠に余分な炭酸ガスが定期的に外に放出。酵母さん、引き続き美味しく発酵頑張ってね〜! pic.twitter.com/PLSVYNNxFr
— 杉山雅一「伊豆の酒屋 杉山商店」笑顔の乾杯のお手伝い (@sugichanz) September 19, 2021
アルコール発酵中のタンクを取材した時
休日恒例の富士宮市へ #フジヤマハンターズビール で只今製造中の我が家の巨峰を使用した発泡酒 #伊豆の巨峰クラフトサワー の進展状況。
発酵が終了した色と香りを早速確認。外観は白濁した色合い。香りは葡萄由来は少ないが、白ワインのヌーヴォーの様な酵母感が印象的。完成後の試飲が楽しみです♪ pic.twitter.com/QsipudRk7c— 杉山雅一「伊豆の酒屋 杉山商店」笑顔の乾杯のお手伝い (@sugichanz) October 6, 2021
発酵が終了し生み出されたお酒の色と香りを確認
いよいよ富士宮市の #フジヤマハンターズビール で #伊豆の巨峰クラフトサワー の缶詰め作業が行われました!
先んず、ラベル貼りの様子を動画にまとめました。コレさえ見れば完成品のイメージが掴めるはずです。興味のある方は、気持ちを高めながらご覧ください♪ pic.twitter.com/57m0Y3Im4C— 杉山雅一「伊豆の酒屋 杉山商店」笑顔の乾杯のお手伝い (@sugichanz) October 13, 2021
缶にラベルを貼る作業を見学
待望の杉山商店オリジナル酒第2弾 #伊豆の巨峰クラフトサワー の完成を記念して、お世話になった #フジヤマハンターズビール での酒充填作業を動画にまとめました。一つ一つ手作業で丁寧に造られる過程が分かると思います。興味のある方はぜひご覧ください。きっと心が高まるはずです♪発売は今月28日 pic.twitter.com/Sp889LRecw
— 杉山雅一「伊豆の酒屋 杉山商店」笑顔の乾杯のお手伝い (@sugichanz) October 22, 2021
完成間近の充填作業を動画にまとめました。
どうですか?かなりの熱量が伝わっていただけたと思います(笑)
そんな素敵な醸造所で、今回のお酒造りを担当してくださった生みの親のお二人です!
左から、ブルワリーの代表であり醸造家、農業家、猟師と半端ない肩書を持つオーナーの深澤さん。
隣が、若き醸造家であり、最近では並行して新たなブルワリーの立ち上げに奔走中の宮脇さん。
そして縁の下の力持ちの気さくで優しいスタッフの吉永さん(写真はありませんが💦上記のツイート動画に登場してます)
この方々のご協力と醸造にかける思いや情熱なくして、今回のお酒の誕生はありませんでした。心から感謝です!
そして、今回もラベルのデザインを担当してくれたデザイナー志望の我が娘にも感謝です!
富士の麓で醸された巨峰のお酒をイメージしてデザインされたラベルも我が娘ながら秀逸に思えます。(親バカ)
忘れてはイケない巨峰の生産者として、今は引退した御年100歳の祖父、そして栽培を引き継いだ両親にも同じく感謝の意を表します! かかわってくださったすべての方に「ありがとう」の感謝を込めて。
巨峰クラフトサワーは 「サワー」と名乗ってますが、厳密には「サワー」ではありません!
厳密には発泡酒のカテゴリーに属する「ハードセルツァー」というお酒の造りです。
ハードセルツァーとは?
アメリカ発祥の低アルコール&低カロリーな発泡酒で、現在アメリカを中心としてとても人気のある新ジャンルなお酒です。「セルツァー」は「炭酸水」。「ハードセルツァー」=「アルコール入り炭酸水」を意味します。
日本では「アルコール入り炭酸のお酒」といえば「チューハイ」「サワー」を連想しますが、焼酎やウォッカなどの蒸留酒で割るこれらのお酒と大きく違い、ハードセルツァーはビールと同じような「アルコール発酵」をさせて造られる「醸造酒」になります。一般的な原料としては「サトウキビ、水、果物、酵母」のみで造られます。
これをフジヤマハンターズ流で造るハードセルツァーは、「てんさい糖(北海道産)、果物(巨峰)、麦芽(発泡酒法による副原料)」+富士山麓の恵みの水のみ!
余計な添加物&香料は一切入っていません!
そして、残糖分はゼロの「辛口」 アルコール度数は「5%」
なので果実由来の香りは弱めですが、自然な風味豊かで酵母由来の香りが華やかに感じられます。
それはまるで「スパークリングワイン」のような味わい♪ それはこの後詳しく記述します。
ざっくりとお酒の種類がわかったところで、ここまである程度説明を加えないと現状で理解不能なお酒。
そんな事で、今回は「クラフトサワー」という造語を使ってわかりやすい名称とさせてもらいました。
その辺りをまずは飲む前にご理解いただけたら有難く思います。
巨峰で造られた「ハードセルツァー」のまとめ
①厳密にはサワーではなく「ハードセルツァー」というヘルシー志向な新ジャンルの発泡酒
②原材料は「てんさい糖(北海道産)、巨峰、麦芽」+富士山麓の恵みの水のみ
③残糖分ゼロの「辛口タイプ」で、アルコール度数は「5%」
「伊豆の巨峰クラフトサワー」の味わいの特徴は?
このお酒は前述したように、蒸留酒(焼酎やウォッカなど)に果物のエキスを混ぜて炭酸を入れたお酒ではなく、タンク内で限られた原料のみで造られたお酒。したがって味わいにも独特の特徴が感じられます。
巨峰クラフトサワーと名乗っているにも関わらず、ブドウ由来の香りはほとんど感じられません。それもそのはず、私たちが普段からジュースやお菓子などで感じる「ブドウらしさ」はすべて香料と甘味が添加されて作られた刷り込まれたブドウの味なんです。なので生で食べたときはそれらの特徴はそれほど感じなく、マスカット系ブドウくらいが香りの特徴として一致する程度です。したがって、「香料なし&無添加」で造られたブドウのサワー系のお酒は、市場にはほぼ存在しません。なぜなら、飲んだ瞬間に「ブドウらしさ」が感じられないからです。そんなおかしな?ブドウの低アルコール酒市場で、ごく自然なお酒の味を知っていただけたらという思いも込めて「完全無添加」での挑戦でリリースさせていただきました。
客観的な味わいの特徴リポート
①透明に近いほんのり白濁した外観
②香りは名称から想像するような葡萄感は無し。無添加&無香料なので極自然な風味
③酵母から来る芳ばしい香りが華やかでボリューミー
④味わいはスパークリングワインや白ワインのニュアンスをもつ辛口テイスト
⑤料理に合わせやすい軽さとキレの良さ
どんな方に好まれるお酒なの?
以上を踏まえると実際には味の好みが分かれそうなお酒でもあります。
特に「スパークリングワイン」が好きな方でしたら、メッチャ美味しく召し上がれます♪
旨味や適度な苦味といった若干ビール的な味の要素もあり、幅広いお料理との相性も楽しめます。
酵母からの由来の芳ばしい香りとやや強めの炭酸が心地よくそして刺激的に感じられて、和食のような繊細なお料理にも合わせやすい味わいに感じられます。なので、これからの先のシーズンを迎える「クリスマス」や「年末年始」のお酒としても強くお薦めできます!
「巨峰」は富士山にちなんで名づけられた名称
早朝の富士山は「伊豆の巨峰クラフトサワー」のリリースを美しく祝福してくれているように見えました。
1946年、中伊豆の農学博士であった大井上康 博士は、新たに生み出した新種の葡萄に「巨峰」と言う名前をつけました。そんな偉大なる巨峰の故郷への敬意も込めてサイドストーリーとして、このお酒のラベルに刻ませていただきました。
巨峰クラフトサワーは昨日の定休日に準備をして、お店のレジ横の特設冷蔵庫に陳列しました。
そんな訳で、ながながとした説明をさせてもらいましたが、
酒屋が原材料のブドウからこだわり、敬愛する醸造所の下で一緒に情熱をかけてコラボしたお酒が完成しました。ぜひお酒好きの方に、このような珍しいジャンルの新しいテイストの美味しいお酒があるんだ~と驚きと感動を少しでも感じて頂けたら幸いです。
350ml缶 1本 700円(税込み価格 770円)で本日より販売中
単品の地方発送はコチラです。
そして11月1日から姉妹品の「伊豆のニューサマーオレンジクラフトサワー」が数量限定で発売開始しました!
それに合わせて2種類3本づつ6本セットにした「飲み比べセット」の発売しました!
ご興味のある方は、ぜひコチラも宜しくお願い致します♪
伊豆のクラフトサワー2種類「飲み比べセット」