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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をきっかけに誕生した独自酒「北条義時 あぐら 純米吟醸」が今年で3年目を迎えました。今年は北条義時公が亡くなってからちょうど800周年にあたります。義時公ゆかりの地「江間」の酒屋として、それに相応しい新しい静岡県の酒米「令和誉富士」を使用した新バージョンの記念酒をこの度プロデュースしました!
来春からの大河ドラマ #鎌倉殿の13人 の放送を記念して、江間小四郎こと「北条義時」ゆかりの地「江間」の酒屋として、オリジナルの日本酒をプロデュースしました!北条親子(時政、政子、義時)に敬意を込めて、店長スギヤマ親子も得意分野で協力してコラボしました。娘はトータル的なラベルデザイン、息子は義時のイラスト(想像画)を作成。そして父である店長は、日本酒のアッサンブラージュ(ブレンド調合)を担当。北条家の家紋である「三つ鱗」は、今風に例えるなら「トライフォース」(ゼルダの伝説より)。三つの構成要素を掛け合わせて完全と成す。そんな勝手な解釈で(笑) 父的に夢であった親子三人でのコラボを実現させました。題字の「あぐら」は、鎌倉幕府を盤石な体制へと導いた義時が、権力争いに勝ち、どっしりと「あぐら」をかいて呑んだ酒をイメージ。これは良い方にも悪い方にも受け取れますが、そこは三谷幸喜さんのドラマの内容にもよります(笑)。平たく言うと、ゆっくりと時代のロマンをアレコレ感じながら、じっくりくつろいで飲める旨い酒って事です(笑)。中身の日本酒は、鎌倉時代の再現は到底不可能なので、あくまでも現代風にアレンジ。今回は僕好みのフィルターに通しつつも、食事にも合う旨味の乗った中辛口の酒を目指して吟味しました。製造してくださったのは伊豆唯一の蔵元「万大醸造」です。伊豆の歴史ある蔵元の快諾なくしては今回の企画はありませんでした。コロナ禍で酒業界の風当たりが厳しい中で、商品化するのは正直勇気がいりましたが、ゆっくり晩酌していただく方が地元の歴史ロマンを少しでも感じながら美味しく笑顔になっていただけたら幸いです。また、伊豆の観光業へも少なからず貢献できたらと思います。