店長ブログ
- 商品紹介
「北条義時あぐら」のラベルに込められた秘密を初公開!
- 投稿日
- 更新日
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送がいよいよ明日に控え、北条義時ゆかりの地である伊豆の国市民のワクワクドキドキのボルテージも高まってまいりました。
かくいう、わたくし店長スギヤマも超絶に楽しみにしている一市民であります。
そんなわけで、今回は「鎌倉殿の13人」の放送を記念して店長親子3人で商品化した日本酒「北条義時あぐら」のラベルに込められた秘密を熱く語ってみたいと思います。本邦初公開なのでぜひ最後まで見ていただけたら幸いです。
時を遡ること昨年(2021年)春ごろ、すでに北条義時公ゆかりのド真ん中の地「伊豆の国 江間」の酒屋として、オリジナルの日本酒商品化の構想を固めていた店長でしたが、ラベルデザインを依頼する娘(デザイナー志望の21歳)と、義時公のイラストを依頼する息子(マンガ家志望の18歳)に対して、一枚のラフスケッチを渡しました。
それがコチラです!
めっちゃヘタッピですが…当時から義時公が「三つ鱗」の家紋の前で、頬杖をついて「あぐら」をかいて座り、盃を持っている格好はイメージしていました。 しかし、当初は「北条浪漫」という「歴史ロマン」を掛け合わせた名称を考えていました。(義時の漢字との兼ね合いでイメージが固くなってしまうので後に今の名称に変更)
そして、先んずラベルの核となるイラストを息子に描いてもらいました。
ちょうどコロナ禍が厳しかった時だったので、息子の大学先の京都とリモートでやり取りしたのが今となっては懐かしい思い出です。僕が鎌倉時代の御家人の恰好をネットでアレコレ調べ、さらに当時の酒器である「かわらけ」(盃)を持つ手を自撮りして送って参考にしてもらったりと、結構な時間を要して完成しました。
ところが! この時
プロデューサーの不覚として、最大の過ちを犯していました!
それは…なんと!
盃を持つ手が「左利き」になっていたんです!!
それに気づいた時のショックは相当なもので、もう一度ラフスケッチを「右利き」で書き直してみたものの、配置的に「三つ鱗」の家紋とのバランスが悪くなり、一から考え直す羽目になりました。
悩み続けていた時に、「どうしたの?」と現れた妻に、経緯を説明したところ、言われた一言に救われました。
「え、義時役の小栗旬くんは左利きだよ!」
この瞬間に、「左利きの義時公」もアリなんじゃないかと思うようになり、さらに! 時代背景とは別に、俳優さんの個性を三谷幸喜さんの脚本では、ありのままドラマに反映して描いてくれるのではないか?という期待も込めて、修正なしのそのままでの決定となりました。
なので個人的には、ドラマの劇中に盃のシーンが出てきたら、小栗さんの義時公には左の手で飲んで欲しいな~という強い期待値が当時からMAXだったのは言うまでもありません(笑)
しかしっ!
つい先日(1月3日)に放送されたNHK特番「50ボイス」の鎌倉殿の13人のココだけの話で衝撃の展開が!!
この番組の司会者であり北条政子役でもある小池栄子さんが撮影中のココだけの話しで語った
「小栗旬くんは左利きなので」
これはすでにコチラも知っていた情報でしたが・・・
さらに続けて小池さん談
「1年ぐらいかけて右手で魚をさばけるまでに上達した」
チ~ン!
はい、この瞬間に「左手で盃」の期待は半ば潰えました。。
まさか、一年もかけて利き手の左から右手も練習して使えるように習得するとは…半端ないっす!
が! 半面、改めて小栗旬さんの役者魂を知った瞬間でもありました。
自分の個性を直してまで義時公の役に徹する心意気に脱帽です!
あ、帽子はかぶってませんが(笑)
でも、まだドラマは始まってませんので、僕の淡い期待はひとまず続くのであります!(笑)
ぜひ、皆さんも「盃のシーン」があったら楽しみの一つとして期待してご覧くださいね~!
そんなワケで、今回のお酒のラベルに隠された秘密とは、小栗旬さんの個性に合わせて義時公が「左利き」で盃を持っているコトでした!
引き続き今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の便乗 記念の日本酒「北条義時あぐら」は好評発売中ですので、大河ドラマ好きの方、北条氏ゆかりの地を旅される方、小栗旬さんファンの方などなどを始め、日本酒好きの方はぜひ一献楽しんでみてください。味わいの方もかなりの熱量とこだわりをもって商品化に携わっていますので、ドラマと同じくらい期待してお飲みになって楽しんでいただけたら幸いです。
全国地方発送はコチラ!
それでは明日の放送開始をワクワクしながら楽しむとしよう!そうし酔う♪(笑)