店長ブログ
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北条義時の没後800周年を記念した伊豆の地酒「北条義時あぐら合掌」
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をきっかけに誕生した独自酒「北条義時 あぐら 純米吟醸」が今年で3年目を迎えました。今年は北条義時公が亡くなってからちょうど800周年にあたります。
義時公ゆかりの地「江間」の酒屋として、それに相応しい新しい静岡県の酒米「令和誉富士」を使用した新バージョンの記念酒をこの度プロデュースさせていただきました。製造先はもちろん伊豆唯一の蔵元「万大醸造」に依頼しました。江間で酒屋を創めて100余年、四代目の店長スギヤマが、地元ゆかりの歴史の節目を形にしたいと企画した限定酒が「北条義時 あぐら 合掌」です。
今回も北条義時公を含めた北条親子3人(時政、政子、義時)に敬意を込めて、杉山親子も得意分野で再び協力してコラボしました。娘はトータル的なラベルデザイン、息子は義時のイラスト(想像画)を作成。そして父の店長は、日本酒のアッサンブラージュ(ブレンド調合)を担当しました。
題字の「あぐら 合掌」は、鎌倉幕府を盤石な体制へと導いた義時公が、権力争いに勝ち、どっしりと「あぐら」をかいた姿をイメージしつつ、今回の没後800周年に合わせて力強く「合掌」している凛とした姿のイラストを採用しました。中身の酒は、仕込んだ2種類の純米吟醸を、店長スギヤマ好みの味わいを基準にしてブレンドしました。様々なタイプの日本酒の原酒を何通りもブレンドして、今回の味わいにたどり着きました。 使用した酒米は共に静岡県の新しい酒米「令和誉富士」100%(精米歩合60%)で、仕込み水の違う「中伊豆山系の伏流水」と「天城山系の天然水」を別々に使用して、全く違う酒質として仕上げた日本酒を絶妙な比率でブレンドしています。香りの立ち方と旨味の味わいのバランスを重視して、素材の風味を楽しむお料理に寄り添うように考えています。もちろん単体で飲んでも、飲み飽きしないコクと旨味のバランスに仕上げました。特に伊豆産の本ワサビを薬味として使うとさらに料理と酒との相性の繋ぎがよくなります。酒の味は、従来のどっしりとした旨味と中辛口の味わいを周到しつつも、より膨らみのあるまろやかさとキレのある飲み心地を目指して吟味しました。
今回も日本酒好きの方にご満足いただける美味しい酒になったと自負しています。
義時公の命日は1224年6月13日。2024年の800周年の約一か月前のリリースになるように準備しました。「鎌倉殿の13人」で深く義時公を知って下さった方々にも、この大きな節目を偲びながら、ゆっくり味わって頂けたら幸いです。時代の歴史ロマンをアレコレ感じながら、じっくりくつろいで飲める旨い酒をぜひお楽しみ下さいませ!
720ml:2,480円(税込)
地方発送も承っております!