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「良いにおい」と「良い香り」の違い
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季節的にも、仕事で疲れた後のお酒は、冷たい方が俄然美味しく感じられる季節になりましたね~!
この日もそうでしたが、白ワインでいえば、爽やかなレモンや瑞々しいライムの香りは、清々しい気持ちになったり、食欲をそそるきっかけにもなります。
香りの力ってかなり凄いです。
ところで、皆さんは・・・
「良いにおい」と「良い香り」の違いを知ってますか??
意味は、ほぼほぼ同じような捉え方でしょうが、この違いは大きいです。
僕はもう、かれこれ16年近く、この言葉を意図的に使い分けています。
そのワケは、
「におい」・・・臭い、匂い
基本的に、多くは「不快」をイメージする言葉です。
いくら「良いにおい」「イイにおい」とは表現しても、元の語源的イメージは「不快」なマイナス要素が多分にあるため・・・
お酒や食品といった、人間が口にするモノへの表現方法には適さないといった見解です。
かたや、「香り」は、
花や香気などに多く使われ、嗅ぐことで心地よい「快い」イメージがある言葉です。
「良い香り」と使わなくても、「香り」自体の表現にプラスの要素があります。
なので、飲食に関して僕は、鼻で感じた表現として「におい」とは使わず、「香り」と発するようにしています。
まとめると・・・
飲食においては、
「におい」という言葉は、マイナス要素を感じる言葉なので、プラス要素を感じる「香り」という言葉を使うこと。
その方が、自然と飲食に携わる「生産者、加工者、提供者」に対しても、リスペクトしている感じが伝わりますよね。
同じような意味合いでも、よくよく考えるとこの場に適さないんじゃないかと思える言葉は他にも多々あります。
出来る事なら、その場に関係するみんながハッピーに受け取れる言葉を使いたいものです。