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「良いにおい」と「良い香り」の違い

杉山雅一
更新日

季節的にも仕事で疲れた後のお酒は冷たい方が俄然美味しく感じられる季節になりましたね~!

 

この日もそうでしたが白ワインでいえば爽やかなレモンや瑞々しいライムの香りは清々しい気持ちになったり食欲をそそるきっかけにもなります

 

香りの力ってかなり凄いです

 

ところで皆さんは・・・

良いにおい良い香りの違いを知ってますか??

 

意味はほぼほぼ同じような捉え方でしょうがこの違いは大きいです

 

僕はもうかれこれ16年近くこの言葉を意図的に使い分けています

 

そのワケは

 

におい・・・臭い匂い

 

基本的に多くは不快をイメージする言葉です

 

いくら良いにおい「イイにおいとは表現しても元の語源的イメージは不快なマイナス要素が多分にあるため・・・

 

お酒や食品といった人間が口にするモノへの表現方法には適さないといった見解です

 

かたや「香り

 

花や香気などに多く使われ嗅ぐことで心地よい快いイメージがある言葉です

 

良い香りと使わなくても「香り自体の表現にプラスの要素があります

 

なので飲食に関して僕は鼻で感じた表現としてにおいとは使わず「香りと発するようにしています

 

まとめると・・・

 

飲食においては

においという言葉はマイナス要素を感じる言葉なのでプラス要素を感じる香りという言葉を使うこと

 

その方が自然と飲食に携わる生産者加工者提供者に対してもリスペクトしている感じが伝わりますよね

 

同じような意味合いでもよくよく考えるとこの場に適さないんじゃないかと思える言葉は他にも多々あります

 

出来る事ならその場に関係するみんながハッピーに受け取れる言葉を使いたいものです

応援よろしくお願いします!

書いている人

4代目店長
きき酒師/シニアワインアドバイザー
杉山 雅一(すぎちゃん)

高級食品スーパー勤務を経て杉山商店4代目社長に就任日本酒・ビール・ワインありとあらゆるお酒をたしなむ趣味はカメラ愛機はSONYα7III)。特に富士山の写真を撮るのが大好き

プロフィール