
北条義時 あぐら 純米吟醸 720ml
来春からの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送を記念して、江間小四郎こと北条義時ゆかりの地「江間」の酒屋として、オリジナルの日本酒を「日本酒の日」である「10月1日」に発売開始。製造先は伊豆唯一の蔵元「万大醸造」に依頼しました。江間で酒屋を創めて100余年、四代目の店長(杉山雅一)が、江間への地元愛を形にしたいと構想1年をかけて実現した、初の親子共同での独自酒「北条義時 あぐら 純米吟醸」をプロデュースしました。今回の大河ドラマの主人公である北条義時を含めた北条親子3人(時政、政子、義時)に敬意を込めて、杉山親子も得意分野で協力してコラボしました。娘(21歳)はトータル的なラベルデザイン、息子(18歳)は義時のイラスト(想像画)を作成。そして父の店長は、日本酒のアッサンブラージュ(ブレンド調合)を担当しました。北条家の家紋である「三つ鱗」は、今風に例えるなら「トライフォース」(ゼルダの伝説より)。三つの構成要素を掛け合わせて完全と成す。そんな勝手な解釈で(笑) 父的に夢であった親子三人でのコラボを実現させました。題字の「あぐら」は、鎌倉幕府を盤石な体制へと導いた義時が、権力争いに勝ち、どっしりと「あぐら」をかいて呑んだ酒をイメージ。これは良い方にも悪い方にも受け取れますが、そこは三谷幸喜さん脚本のドラマの内容にもよります(笑)。平たく言うと、ゆっくりと時代のロマンをアレコレ感じながら、じっくりくつろいで飲める旨い酒を目指しました。中身の日本酒は、鎌倉時代の再現は到底不可能なので、あくまでも現代風にアレンジ。今回は酒のプロである店長好みのフィルターに通しつつも、食事にも合う旨味の乗った中辛口の酒を目指して吟味しました。伊豆唯一の蔵元「万大醸造」で仕込んだ2種類の純米吟醸を、酒のプロである店長好みの味わいを基準にしてブレンドしました。様々なタイプの日本酒の原酒を何通りもブレンドして、今回の味わいにたどり着きました。 使用した酒米は共に静岡県産「誉富士」100%(精米歩合60%)で、仕込み水の違う「中伊豆山系の伏流水」と「天城山系の天然水」を別々に使用して、全く違う酒質として仕上げた日本酒を、秋まで冷蔵タンクで熟成させて、円熟味を出してからブレンドしています。香りの立ち方と旨味の味わいのバランスを重視して、素材の風味を楽しむお料理に寄り添うように考えています。もちろん単体で飲んでも、飲み飽きしないコクと旨味のバランスに仕上げました。特に伊豆産の本ワサビを薬味として使うとさらに料理と酒との相性の繋ぎがよくなります。特にオススメなのが伊豆の干物にワサビを乗せて醤油で楽しむ食べ方です。ぜひオススメなのでやってみてください。「北条義時あぐら」は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送を記念したオリジナル酒です。北条義時(江間小四郎)ゆかりの地である伊豆の国市江間。かつて江間を治めた領主の義時への愛着は今も地元民の誇りです。執権として鎌倉幕府を盤石な体制へと導いた義時。権力争いに勝ちどっしり「あぐら」をかいて呑んだ酒の味はいかに?アレコレと歴史のロマンを感じながら一献お楽しみ下さい。香りの立ち方と旨味の味わいのバランスを重視してシンプルな素材の味を楽しむ料理に寄り添うような日本酒です。酒単体としても旨味がしっかりと楽しめる味わいを目指しました。ぜひ伊豆のグルメと合わせながら、ゆっくりじっくり「あぐら」をかいてお楽しみください。